映画というクスリでイケメンパラダイス~☆
「東京ギャング対香港ギャング」'64 石井輝男 、新文芸坐にて。 カラーって言って赤と白の二色だったので、よっぽど褪色しちゃってるのかな。台詞も映像も相当とんじゃってたし。こういうの詳しくないけど、二色になっちゃうの??
前半は高倉健と内田良平が主に動いて二人ともすんごくカッコイイ~です。 ガイドと名乗って近づく内田良平が、雑多な道々を誘導し、怪しい店で上質のクスリの実物を確認させ、「信用が第一」と言います。高倉健としては他の取引先をやめてでもこちらを選んだ目は正しかったんですが、命は狙われて…。
命を狙った悪徳取引先(クスリ売買の時点で悪徳だけど~)の、チャーリーという名の大木実がたどたどしい日本語をしゃべらなきゃいけないのにわりかし普通のイントネーションになってしまってて、ボスにタメ口きいてるのがちょっと可笑しかったです。
後半は高倉健からバトンタッチされたようなかたちで鶴田浩二が主みたいになったのですが、健さんの家族に骨を返しに行くという義理堅さを見せ、戦争中はマカオで御国の為にナントカという上の立場になってたらしく、帰国後は戦犯として精彩を欠いた生き方をしてるというボヤキまでして、陰のある二枚目なのかと思いきや。クスリ売買しても自分たちはやらないというハズなのに、クスリが切れておかしくなり、子分の待田京介に「あんたそれでも幹部か」と部屋に閉じ込められ、クスリが無いので幻覚まで見えてきてのた打ち回るというシーンが、セクシーすぎるダンサーのシーンになってたりして、こんな幻覚見るのか~と、鶴田浩二が“普通の男”に見えてきちゃって。さらにそれがバレてのお仕置きも、戦友だった丹波哲郎のおかげで逃げられたのに、その後の死に顔が哀れで…。
ポルトガル領時のマカオで「ローマ風の」建築物から、かなりの引きの画面で、今で言う春日みたいなスピードで、颯爽と現れ悠々と歩いてきて登場する丹波哲郎がステキすぎておもしろいです。 丹波氏がボスで内田良平が右腕という組織、かっこよすぎて(好みなので)入りたいわ~と冗談まじりに思って観てたら、丹波氏の素性は…、という丹波哲郎主演のような作品でした。
| 固定リンク

コメント